BIOGRAPHY

五嶋 龍 (ヴァイオリン)

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「五嶋龍は、その演奏において、完璧なテクニックで独自の音楽的才能を披露する
トップヴァイオリニストとしての地位を確立している。」

ロリン・マゼール

「数年前、初めて龍の演奏を聴いたとき、これほど自由で生き生きとした 表現のできる才能を兼ね備え、
また心の通じ合える情熱に満ち溢れた若い音楽家 と出会ったことにこの上ない喜びを感じた。」

ウラディーミル・アシュケナージ

「私は、彼の才能の素晴らしい進歩を見つめてきた。今、指揮者として、ピアニストとして共演し、
彼の品格と華麗な演奏を併せ持った音楽家に育ったことに、深く感銘を受ける」

チョン・ミョンフン

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ヴァイオリニスト五嶋龍は、7歳でパシフィック・ミュージック・フェスティバルにて、パガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番を演奏し楽壇デビュー。幼い頃から多くのメディアで取り上げられ注目を集めてきたが、今日その活動は世界屈指の芸術家たちとの演奏活動にとどまらず、教育活動・国際文化交流・社会貢献活動をグローバルに展開し、また空手家、企業家としての顔も持つ。
これまでにワシントン・ナショナル交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、サンフランシスコ交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、モントリオール交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、フランクフルト放送交響楽団、ハンブルク交響楽団、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、ウィーン交響楽団、フランス国立リヨン管弦楽団、マリインスキー歌劇場管弦楽団、シドニー交響楽団、上海交響楽団、NHK交響楽団などの著名オーケストラと、指揮者では、ロリン・マゼール、ウラディーミル・アシュケナージ、チョン・ミョンフン、レナード・スラットキン、ケント・ナガノ、ファビオ・ルイジ、タン・ドゥン、エリアフ・インバル、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン、ワレリー・ゲルギエフらと、器楽奏者では、ミッシャ・マイスキー、チョン・ミョンフンなどと共演。

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現在の演奏家の使命である社会福祉として、ニューヨークでは同市教育委員会の協力のもと 『五嶋龍 “Excellence In Music”(音楽優秀賞)』 を通じて公立高校生に奨学金を授与する活動に加え、南米・アフリカ・アジアなどの各国、また日本政府から招聘され、演奏活動とともに、文化交流、相互理解を深め、現地の人々、子供たちに夢を与え続けている。

2017年後半には日本各地の学生オーケストラとの共演、リサイタルでproject R“拉致被害者を忘れない。”の啓発、チャリティー・コンサートを企画・出演。一貫してメディアなどを通じ、社会への発信力・求心力を発揮している。

メディア露出としては、ドキュメント番組「五嶋龍オデッセイ」(フジテレビ、1996~2005年)、「題名のない音楽会」(テレビ朝日系列、2015~2017年司会)ほか、JR東日本、ユニクロ、エアウィーヴのCMに出演。録音はドイツ・グラモフォンと専属契約を結び、ユニバーサルクラシックスよりリリース。2020年3月6日公開された映画「Fukushima 50」でサウンドトラックに初参加。使用楽器は日本音楽財団より貸与された1722 年製のストラディヴァリウス「ジュピター」。ハーバード大学(物理学専攻)卒業。上海大学名誉客員教授。公益社団法人日本空手協会参段。日英仏中語が堪能。ニューヨーク生まれ・在住。

公式ウェブサイトhttps://www.ryugoto.com/
Twitter: @RealRyuGoto